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維新・吉村代表「(議員定数削減法案の)結論が出ない場合、自動的に削減する条文を加えるべき」
11/27 18:31 配信
日本維新の会の吉村代表は27日、臨時国会で成立を目指している議員定数削減法案について、「結論が出ない場合、自動的に議席を削減する」条文を加えるべきだと主張しました。
維新の吉村代表は27日の会見で、高市総理大臣が立憲野田代表との党首討論で「そんなことよりも、ぜひ定数削減をやりましょうよ」と呼びかけたことについて、「議員定数の削減に対し、高市総理が強い思いをもたれていることを改めて共有しました」「高市総理を信頼しています」と述べました。
自民には、早期の定数削減に慎重な意見も多く、維新側も議員定数の削減時期について約1年間という期限を設け、削減方法など選挙制度の議論を継続していくことには応じるなど、理解を示しています。ただ、吉村知事は「議論をして終わりというのは認めない」「実効性の担保が重要」として、「議論がまとまらなかった場合、1年後に自動的に比例の議席を45~50議席削減する」といった主旨の条文を法案に盛り込むよう主張しました。
また、「(削減への手順を示す)プログラム法にすれば、他党も乗る(賛成する)という考えはまっぴらごめん」とし、「自民と維新の連立合意に基づく法案を作ることが大事だ」と述べました。
最終更新:11/27 21:06


