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「関西空港の開港以来最大の押収量」30キロ以上の大麻をスーツケースに入れて持ち込んだ疑い、ベトナム国籍の女2人を逮捕・起訴

12/02 14:15 配信

 関西空港で今年10月、30キロ以上の大麻をスーツケースに入れてタイから日本国内に持ち込んだとして、ベトナム国籍の女2人が逮捕、起訴されていたことが分かりました。大麻の押収量としては関西空港の開港以来、最大だということです。

 麻薬取締法違反(営利目的共同輸入)の疑いで緊急逮捕されたのは、いずれもベトナム国籍の会社員で、茨城県つくば市に住むタ・ティ・リン容疑者(26)と、埼玉県戸田市に住むホアン・トゥイ・ティエン容疑者(25)です。

 2人は10月12日、タイからの航空便で関西空港に到着した際、スーツケース4個の中に合わせて31キロの大麻の植物片を隠し、国内に営利目的で持ち込んだ疑いが持たれています。

 関西空港税関支署によりますと、スーツケースの中には乾燥エビなどの食品が詰め込まれていて、それぞれの食品の包みの中から、圧縮された大量の大麻片が見つかったということです。

 税関支署は2人の認否について明らかにしていません。2人は10月31日に麻薬取締法違反の罪で起訴されました。

 関西空港で押収された大麻の量としては、開港以来最大だということで、今回の31キロの大麻は末端価格で1億5500万円あまりに上るとみられます。

最終更新:12/02 15:30

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