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　ノーベル化学賞を受賞する北川特別教授がスウェーデンへ出発です。

　京都大学の北川進特別教授（７４）は、極めて小さな穴を無数に持つ物質「多孔性材料」を世界で初めて開発し、その穴に大量の気体を取り込める事を立証しました。

　地球温暖化など、環境問題の解決につながる可能性がある発見だとして、ノーベル化学賞を受賞します。

（北川進特別教授）「人生において大変名誉なことだし、１回しかない、たぶん。どういうものなのかと非常に期待感いっぱいで楽しみたい」

　スウェーデンに到着後、北川さんは授賞式で着る服を仕立てる予定で１０日には、ストックホルムで開かれる式に臨みます。