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万博・大屋根リングの解体工事が始まる 能登半島地震の復興住宅に転用も 北東約200メートルはレガシーとして残す方針
12/05 18:44 配信
万博の象徴。一部は復興住宅にも使われます。
(カメラマンリポート)「シンガポールパビリオン前の大屋根リングの解体工事が始まりました」
10月に閉幕した大阪・関西万博。「多様でありながら、ひとつ」という思いを込めて作られた万博の象徴「大屋根リング」の解体が始まりました。
全長2キロメートルの大屋根リングは、床や斜面の部分を取り外したあと、今月10日にも柱を取り外すなど本格的な解体が始まる予定です。
木材の一部は、能登半島地震の被災者が暮らす復興支援住宅に使われる予定です。
大阪府・市は、リングの北東約200メートルを万博のレガシーとして残す方針を示していて、保存する箇所の傷み具合の調査などを進めています。
最終更新:12/05 18:44


