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大阪市内で新幹線の運行管理 JR東海・西日本・九州の3社 「東京被災」を想定

12/06 12:58 配信

 東海道・山陽新幹線の東京にある指令所が災害などで使えない場合を想定し、JR東海、西日本、九州の3社は、大阪市内のバックアップ施設で新幹線の運行を管理する様子を公開しました。

 東海道・山陽新幹線は東京にある「総合指令所」が運行を管理していますが、阪神淡路大震災を機に大阪市内に1999年、「第2総合指令所」が設置されています。

 6日は、東京の指令所が災害で使用できないケースを想定して、年に1度、大阪の指令所が新幹線の運行を管理する日で、始発から終電まで538本の列車を実際に制御しながら設備に問題がないかなどを確認しています。

 「第2総合指令所」は東京の指令所と同等の設備を備えていて、ふだんは司令員の訓練や確認試験などに利用されています。

最終更新:12/06 12:58

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