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　江崎グリコは「ポッキーチョコレート」や「神戸ローストショコラ」など約６００万個のチョコレート製品を自主回収すると発表しました。チョコレートの原料であるカカオ豆に一緒に保管していた香辛料の香りが移ってしまったためで、食べても問題はないということです。

　回収されるのは「ポッキーチョコレート」「冬のくちどけポッキー」、「神戸ローストショコラ＜芳醇カカオ＞」、「メンタルバランスチョコレートＧＡＢＡ」、「ＬＩＢＥＲＡ」など計２０品目、約６００万個です。

　江崎グリコによりますと、１０月に「冬のくちどけポッキー」の購入者から「いつもと味が違う」と問い合わせがあったことで調査したところ、チョコレート製品の主な原料であるカカオ豆を暫定的に香辛料と同じ場所で保管していたことがわかったということです。

　香辛料の香りがカカオ豆に移り、本来感じられない香辛料由来の風味を感じる場合があると説明しています。そのまま食べても安全性に問題はありません。

　江崎グリコは「今後は再発防止のため、倉庫保管ルールや検査体制を見直すなど、品質管理の徹底に万全を尽くす所存でございます。何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」とコメントしています。