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パナソニック野球部、経営改革の一環で休部決定 1950年創部の名門「価値を発揮できていない」
12/08 19:08 配信
パナソニックホールディングスは8日、社会人野球チームを2026年のシーズン終了をもって休部にすると発表しました。
パナソニックHDによりますと、パナソニック野球部は1950年に創部して以来、企業のイメージ向上や従業員に活力をもたらすことを目的として活動し、これまでに社会人野球の2大タイトル、都市対抗野球大会や社会人野球日本選手権大会でそれぞれ優勝や準優勝している名門です。
ただ、今年の都市対抗野球大会は1回戦で敗退したほか、9月の社会人野球日本選手権大会では本大会出場を逃すなど結果を残せておらず、パナソニックは「期待していた価値を十分に発揮できている状況ではない」としています。
パナソニックHDが進める収益改善のための経営改革の一貫であらゆる活動の見直しを進める中で、2026年秋の日本選手権大会を最後の大会として、野球部を休部することが決まりました。
パナソニックグループはほかにもスポーツチームを所有していますが、プロリーグに所属する男子バレーボールの大阪ブルテオン、サッカーのガンバ大阪、ラグビーの埼玉パナソニックワイルドナイツの3チームはすでに、これまで通り活動を継続することが決定しているということです。
最終更新:12/08 19:08


