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「妊娠とタイトル 両方目指せる世界に」産休中に不戦敗の女流棋士・福間香奈さんが心境語る 規定変更求め要望書
12/10 12:15 配信
日本将棋連盟の規定で、産休中に不戦敗を余儀なくされたとして、規定の見直しを求めている女流棋士が、会見で心境を語りました。
女流棋士の福間香奈さんは妊娠中だった去年10月、白玲戦の途中で、連戦や長距離移動によって、体調を崩しました。
対局場所の変更などを要望したものの、2つのタイトル戦を不戦敗にされたといい、日本将棋連盟に、対局を実行できない者を不戦敗とする規定の変更を求め、9日、要望書を提出しました。
福間さんは会見で今の思いを語りました。
(福間さん)「妊娠かタイトルかどちらか選択する制度ではなく、両方を目指せる世界になってほしいと希望しています」
日本将棋連盟は取材に対し、規定の見直しについて、「専門家の意見や女流棋士の声、競技運営の観点を総合的に踏まえ、検討を進めています」と答えています。
最終更新:12/10 12:15


