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JR福知山線脱線事故の車両保存施設 遺族や負傷者らへの案内はじまる 原則非公開

12/12 12:33 配信

 JR福知山線脱線事故の車両を保存する施設が完成し、12日から遺族や負傷者らへの案内がはじまりました。

 2005年、兵庫県尼崎市でJR福知山線の電車が脱線し、マンションに衝突。乗客106人と運転士が死亡し、562人がけがをしました。

 JR西日本は事故の重大性を後世に伝えるため、大阪府吹田市に事故車両の保存施設を建設し、12日から遺族や負傷者などへ案内をはじめました。

 JR西日本によりますと、施設の1階に事故車両7両すべて、地下に遺留品の一部や事故の痕跡が残るレールなどが保存されているということです。施設は原則非公開となっています。

 JR西日本は「責任を持って大切に保存してまいります」などとコメントしています。

最終更新:12/12 12:33

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