関西ニュースKANSAI

大阪市が住吉市民病院跡地に研究・病院・介護 3機能を持つ拠点開設へ 2027年5月開設予定

12/12 18:23 配信

 大阪市の横山英幸市長は12日の定例会見で、住之江区の住吉市民病院跡地に開設する「大阪健康寿命医科学センター」の概要を発表しました。

 研究所・病院・介護の3つの機能を担う施設は、日本初だということです。

 「大阪健康長寿医科学センター」は、介護老人保健施設と大阪公立大学医学部付属の研究所と病院の機能を1カ所に集積した施設で、実践的な介護と、新たな治療法の開発に連携して取り組むことを目指しています。

 横山市長は「大阪市は独居の高齢者が多く、今後も認知症高齢者の増加が見込まれる」と話し、健康寿命を延ばすとともに市が課題としている高額な介護保険料の抑制につなげる方針です。

 大阪健康長寿医科学センターは工事費約250億円で、住吉市民病院の跡地に2027年5月に開設する予定です。

最終更新:12/12 18:23

関西ニュースヘッドラインKANSAI

もっとみる