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大阪市・横山市長の今年の漢字は…「誰か今年の漢字聞いて。自分で言う『万』」 記者から質問なく自ら発表

12/12 19:50 配信

 大阪市の横山英幸市長が12日の記者会見で、自身の「今年の漢字」を「万」と発表しました。記者からの質問がなく、「誰か今年の漢字聞いて。自分で言う」と自ら発表する形となりました。

 午後2時から始まった会見では、横山市長に対し、記者から市内に新たに開設される大阪健康長寿医科学センターやプレミアム付商品券についての質問が出ていました。

 12日はほぼ同時刻、京都・清水寺で「今年の漢字」が発表されていて、先んじて正午過ぎから大阪府庁で取材を受けた吉村知事が記者から「知事の今年の漢字を」と聞かれていたのに対し、横山市長に対しては漢字に関する質問が記者から出ませんでした。

 これを受け、横山市長は会見開始から約45分がたったころ、突然「誰か今年の漢字聞いて。自分で言う『万』。なかなか(質問する記者が)おれへん。自分で喋った。どうも、以上です」とコメント。

 会見に参加した記者から「せっかく『今年の漢字』を発表していただいたので、なぜ「万」にしたか」と聞かれると、横山市長は「ありがとう。申し上げるまでもなく、万博。万博を大阪・関西・日本の皆さんと、遂行できたことを本当に嬉しく思う。多くの人との繋がりをイメージして『万』といたしました」と説明しました。

 なお、横山市長があげた「万」は「今年の漢字」では、5656票を獲得し、5位にランクインしています。

最終更新:12/13 11:36

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