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教え子だった男性選手に性的暴行の罪 バトントワリング元コーチに懲役6年判決 京都地裁

12/15 17:34 配信

 バトントワリングチームで、当時高校生だった男子選手に性的暴行をした罪などに問われている元コーチの男について、京都地裁は15日、懲役6年の判決を言い渡しました。

 判決によりますとバトントワリングチームの元コーチ・小城桂馬被告(41)はおととし、京都市内の自宅で、教え子だった当時高校3年生の男子選手に性的暴行をしたとして、準強制性交などの罪に問われています。

 これまでの裁判で、弁護側は「同意があると誤信していた」などとして無罪を主張し、検察側は「自らの性欲を満たすべく関係性を利用した悪質な犯行」だとして、懲役7年を求刑していました。

 京都地裁は15日、小城被告の主張を信用できないと退け、「指導者として尊敬してきた被告から被害を受けた被害者の精神的な苦痛は大きい」として、懲役6年の判決を言い渡しました。

 弁護側は、「被告と話し合って今後の対応を決める」としています。

最終更新:12/15 17:34

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