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1919万円あまりを不正受給 大阪市が訪問介護事業者へ行政処分 虚偽については認める
12/15 18:54 配信
大阪市は15日、介護給付費を不正受給していたとして、浪速区の訪問介護の事業所について来月1日付で事業者の指定を取り消すと発表しました。
指定が取り消されるのは浪速区の「アイリスケア訪問介護ステーション」です。
市によりますと、この事業所は、少なくとも2023年5月から今年9月までの間、実際には提供していない訪問介護のサービスを提供したとして、市から介護給付費などあわせて1919万円あまりを不正に受給していたということです。
施設の関係者から複数回にわたり市に通報があり、市が監査を始めました。
監査に対し、施設の管理者は虚偽のサービス提供記録を提出し、その後の市の聞き取りで自ら虚偽について認めたということです。
市は事業所について、来年1月1日付で介護保険事業者・障がい福祉サービス事業者の指定を取り消し、不正受給した金額とその加算額、合わせて約2687万円の返還を求めています。
最終更新:12/15 18:54


