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　日本将棋連盟が女流棋士の対局規定の内、妊娠・出産に関する規定の一部削除を発表しました。

これを受け、規定の見直しを求めていた福間香奈さんが１６日ＡＢＣテレビの取材に応じ、「少し前進したのかなと思っています」と答えました。

日本将棋連盟は１６日、ＷＥＢサイトで「産前６週間から産後８週間までの期間と対局の日程が重なる場合」に対局者を変更するという規定を削除し、今後、規定の検討委員会を立ち上げると発表しました。

福間さんは先週９日に規定の見直しを求める要望書を提出したばかりで、「早く対応していただきありがたい限りです」と連盟の早期の見直しに感謝するとともに、「地位の保障を重要視していましたので、まずはそういうことがなくなったということで少し前進したのかなと思っています」と答えました。

一方、福間さんが見直しを求める規定は他にもあり、「今後もより議論が活性化されてより良い環境整備がなされることを願っています」と今後設置されるという検討委員会への期待をにじませました。