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「隣に夫がいない家族の思い出が増えていく」 北新地クリニック放火殺人事件 あすで4年 遺族が心境語る
12/16 19:27 配信
「思い出は4年前で止まったまま」。
放火で夫を亡くした女性が、心境を語りました。
2021年12月17日、大阪・北新地の心療内科クリニックが放火され、26人が犠牲となりました。事件から17日で4年です。
(夫を亡くした女性)
「隣に夫がいない家族の思い出が増えていくことに、寂しさと時間の経過を感じています」
女性の夫は、復職を目指して通院中でした。
犯罪被害者に対する国の給付金は、事件前の収入に基づいて算定されるため、休職中の人は支給額が抑えられるケースもあります。
(夫を亡くした女性)
「逸失利益を考慮せずに過去の生産性によって給付額が算定されることは、被害者の尊厳を踏みにじられている」
女性は支援団体とともに、給付金制度の拡充を求めていくとしています。
最終更新:12/16 19:27


