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「人間洗濯機」が介護の現場へ スタッフの負担軽減に期待 来年500台の導入目指す

12/16 20:00 配信

 新たな「人間洗濯機」で介護の負担が減るかもしれません。

 大阪・関西万博で「サイエンス」が出展した「ミライ人間洗濯機」は微細な泡とAI技術を活用し、15分で全身の洗浄ができるという入浴装置です。

 「サイエンス」は16日、高齢者施設向けに新たに開発した「ミライ人間洗濯機 社会実装版」を発表しました。

 新モデルは高齢者の転倒リスクを抑えるため、またぐ必要がないよう浴槽そのものに扉がつけられているのが特徴です。

 また、万博での展示モデルと同じく、湯船につかるだけで泡が体の汚れを落とすため、洗ったりこすったりする作業が減り、介護スタッフの負担軽減が期待されるということです。

 サイエンスは来年、全国で500台の導入を目指す方針です。

最終更新:12/16 20:08

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