関西ニュースKANSAI

　特殊詐欺の被害者２人の電子マネーを不正に取得していたとして、電子計算機使用詐欺の疑いで２０２４年１１月に書類送検された、大阪府警の巡査部長だった男性（４３）について、大阪地検は１５日付で不起訴処分としました。

　警察の当時の発表によりますと、茨木署で特殊詐欺事件の捜査に携わっていた男性は、被害者の男女２人（６０～７０代）がだまされて購入した電子マネーの残高計約８０万円分を、自身のスマートフォンにチャージした疑いが持たれていました。

　地検は不起訴にした詳しい理由を明らかにしておらず、「捜査の結果、諸状況を考慮した」としています。