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「安倍元総理は一切無関係」「動機は自己中心的」と非難 検察側が無期懲役求刑 山上被告の裁判が結審 弁護側は「危機感と絶望感」から懲役20年以下主張

12/18 20:50 配信

 検察側は無期懲役を求刑しました。

 安倍元総理が銃撃された事件で、山上徹也被告(45)の裁判は、最後の審理を迎えました。

 冒頭、安倍昭恵さんの意見陳述として代理人が「被告には自分のしたことを受け止めて、罪を償ってもらいたい」などと読み上げました。

 検察側は、山上被告の母親が旧統一教会へ高額の献金をしたことは、「被害者(安倍元総理)は一切無関係で、旧統一教会にダメージを与えるための単なる道具だった」と非難し、「動機は自己中心的だ」と、無期懲役を求刑しました。

 一方の弁護側は、安倍元総理が関連団体にメッセージを送ったことで、「統一教会が社会に認められていき、山上家の問題が無かったことにされてしまうのではないかと危機感と絶望感を抱いた」などと動機は「理解できるもの」として懲役20年以下が相当と主張しました。

 最後に裁判長から述べたいことがあるか問われた山上被告は「ありません」と答え、裁判は結審しました。

 判決は1月21日に言い渡されます。

最終更新:12/18 20:50

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