関西ニュースKANSAI

　松竹座の存続を求め、署名活動を始めます。

　劇場の存続を求め署名活動の開始を発表したのは、歌舞伎ファンらで作るボランティア団体です。

（関西・歌舞伎を愛する会　代表世話人・堀井良殷さん）
「何とかここは道頓堀で劇場を再開していただきたいということを世に訴えたい」

　１９２３年に開場した道頓堀の大阪松竹座は、老朽化などの理由で来年５月の公演を最後に閉館すると発表されています。

　かつて「なにわのブロードウェイ」とも呼ばれた道頓堀ですが、歌舞伎の公演が出来る大規模な劇場は姿を消すことになります。

　「歌舞伎を愛する会」は道頓堀に劇場を残すよう求める署名を１０万筆を目標に集め、松竹や大阪府の吉村知事などに提出する予定です。