関西ニュースKANSAI

　２０日朝、兵庫県と徳島県の間の鳴門海峡で漁船が転覆し、乗組員の７３歳の男性が死亡しました。

　２０日午前７時ごろ、兵庫県南あわじ市の漁港の沖合い約１キロの地点で釣りをしていた人から、「漁船と思われる船が転覆した状態で漂流している」と海上保安庁に１１８番通報がありました。

　徳島海上保安部が船内を捜索したところ、午前１０時ごろにこの漁船の所有者で南あわじ市に住む堀洋二さん（７３）が心肺停止の状態で見つかり、病院に搬送されましたが死亡が確認されました。

　漁船は全長約１０メートルで、海上保安部は堀さんのほかにも乗組員がいた可能性があるとみて、巡視船２隻で捜索にあたっています。