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焦げた鍋に茶わんがかぶせられ 京都市伏見区のマンションで火災 70代男性が死亡 煙を吸ったか

12/21 06:29 配信

 京都市伏見区のマンションの一室で火事があり、この部屋の住人とみられる70代の男性が死亡しました。

 20日午後8時半ごろ、京都府伏見区向島本丸町にあるマンションの1階の部屋で「居室内に燃えた跡があり知人が倒れている。ガスの警報器が鳴っている」と、この部屋に住む住人の知人の女性から110番通報がありました。
 
 警察によりますと、台所のコンロに置かれた鍋が焦げ、コンロから3メートルほど離れた床に、顔にススが付着した70代の男性が心肺停止で倒れていたということです。
 
 男性は病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

 焦げた鍋には茶わん2個が上から被せられていて、男性が火を消そうとし、その際に煙を吸って一酸化炭素中毒で倒れた可能性があるということです。

 また当時、部屋の玄関の鍵は開いた状態でした。

 警察は事件と事故の両面で捜査すると共に、死因の特定を急いでいます。

最終更新:12/21 06:29

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