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松川るい参議院議員が自民党大阪府連の新会長に 今夏の参院選では大阪選挙区で27年ぶりに議席失う 党勢拡大が優先課題

12/21 20:09 配信

 自民党大阪府連が21日、府連大会を開き、新しい会長に松川るい参議院議員が就任することが決まりました。自民の府内選出の国会議員は2人にまで減っていて、党勢の拡大が優先課題となります。

 自民は、7月の参院選大阪選挙区で27年ぶりに議席を失ったことを受け、前職の青山繁晴参議院議員が府連会長を辞任しました。また、自民は去年の衆院選でも、大阪府内で候補者を立てた15選挙区すべてで、日本維新の会に敗れています。

 大阪市内で21日午後、開かれた府連大会では新たな執行体制などが示され、青山氏に代わる新会長に会長代行の松川氏が選ばれました。

 自民と維新は連立政権を樹立したものの、大阪ではこれまで激しく対立。府連は、次期衆院選で維新との選挙区調整が成立しないことを想定して、府内4選挙区で公認候補予定者となる「支部長」を公募し、年内にも決定する見通しです。

(松川るい氏)「原点に戻って、もう一度、党員の拡大、そして一軒一軒まわるような地道な努力を地域支部を上げてやっていただきたい。高市総理にならって、大阪府民の皆さま、大阪府連の再生のために、働いて働いて働いてまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします」

 松川氏は会長選出後の挨拶で、2027年の統一地方選の勝利へ決意を述べました。

最終更新:12/21 20:09

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