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警察官がオンカジ3000回以上 同僚からの借金も 勤務中に飲酒・パチンコ「業務と時間つぶしを混同して…」 兵庫県警・過去最多48人が懲戒処分

12/22 16:33 配信

 兵庫県警の警察官9人が、オンラインカジノでの賭博の疑いで書類送検されました。
また別の警察官らは、勤務中に飲酒やパチンコを繰り返したとして懲戒処分を受けました。

兵庫県警によりますと、オンラインカジノで賭博をしたとして今月12日までに書類送検されたのは、生田警察署に勤務していたいずれも巡査部長以下の20代~30代の男性警察官6人と、機動捜査隊の男性警察官3人の合わせて9人です。

中には3000回以上賭博をしていて、消費者金融や同僚から500万円以上の借金があった警察官もいたということです。

県警は22日、9人を停職6か月から減給3か月の懲戒処分としました。

さらに県警は、県警本部警備部の50代から30代の警部補ら4人と、上司で監督責任のある警部ら3人のあわせて7人を懲戒処分としたことも発表しました。

処分を受けた警部補らは、捜査対象者の行動確認をしていた勤務時間中に飲食店で酒を飲んだり、パチンコ店で遊んだりの規律違反に当たる行為をしていました。

警部補ら4人は「業務と時間つぶしを混同して遊戯をするようになった」「暑いときに長時間外でいると冷たい酒が飲みたくなった」などと話しているということです。

県警は4人を停職6カ月から戒告の懲戒処分とし、上司に当たる警部ら3人も業務管理が不十分だったとして戒告の懲戒処分としました。

兵庫県警では今年度、今回処分が発表された16人を含め、過去最多の48人が懲戒処分を受けています。

最終更新:12/22 16:33

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