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約95%が子ども関連 神戸市・緊急補正予算案の内訳公表 子育て手当や給食費など 「おこめ券」は検討中
12/22 17:46 配信
神戸市は物価高騰による市民への影響を踏まえ、12月末の臨時市議会に提出する緊急補正予算案の内容について明らかにしました。
補正予算の約95%が1人2万円の子育て応援手当や小学校の給食費など、子ども関係に充てられるということです。
補正予算案の総額は約106億円で、国からの「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」約23億円を含んでいます。
内訳としては、
▼0歳から18歳までの子ども1人あたり2万円の子育て応援手当(44億円)
▼来年度の小学校給食の無償化や、中学校給食の食材費高騰対策(53億5200万円)
▼児童福祉施設などへの運営支援(3億6300万円)
▼介護・障害福祉サービス施設などに対する光熱費・食材費の高騰対策(5億5200万円)
です。
緊急補正予算案は今月25日の臨時市議会に提出され、26日に採決される見通しです。
神戸市には、国から「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」として約110億円が交付されますが、残り87億円の使途については決まっておらず、政府が推奨する「おこめ券」については2月の補正予算などに盛り込むか「検討中」としています。
最終更新:12/22 17:46


