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大阪府が「ミナミ」美化に向け 来年度予算に10億円計上方針 財源に宿泊税

12/22 20:12 配信

 大阪府は22日、来年度以降大阪・ミナミの美化に約10億円をかけて取り組む方針を示しました。

 大阪・ミナミのエリアでは、コロナ禍以降、インバウンド客が増加していて、ごみのポイ捨てや路上喫煙などが課題となっています。

 大阪市は今月から道頓堀エリアをカートで巡回してごみを回収し、ポイ捨て防止を呼びかけるなど対策を進めています。

 大阪市と府は22日、合同で会議を開き、府はミナミの環境改善に向けて喫煙所やトイレなどを設置するために約10億円の予算を計上する考えを示しました。

 大阪府の吉村知事は「ミナミは大阪を代表する観光地であり、大阪のシンボルでもある。圧倒的にきれいなまち、ミナミの実現を大阪市と協力してやっていきたい」と話しました。

 府は財源に宿泊税を充てるとしています。

最終更新:12/22 20:12

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