関西ニュースKANSAI
徳島大学病院で不正アクセス確認 1万8000人超の情報漏えいの可能性 被害は確認されず
12/25 18:11 配信
徳島大学病院で10月、院内のシステムに外部から不正なアクセスがあり、患者や職員ら約1万8000人分以上の個人情報が流出した可能性があることがわかりました。
病院によりますと、不正なアクセスは10月22日に確認されました。
電子カルテを含む院内の情報システムに対して100回以上ログインを試みた形跡があり、院内の別のシステムを調べたところ、不審なファイルも見つかったということです。
流出した可能性があるのは、7月25日から10月22日に採血や検尿の検査を受けた患者約1万6900人分の氏名や生年月日などで、検査結果や金融情報は含まれていません。
他にも、同じ期間にシステムを利用した職員42人分の氏名や、看護職員向けの別のシステムに登録された約1990人分の氏名や部署などの情報も、流出した可能性があるということです。
病院は今月22日までに該当する患者や職員に郵送やメールで周知し、情報の漏えいや二次被害は確認されていないとしています。
西良浩一病院長は「関係する皆様には多大なご心配とご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。今後もセキュリティ対策の強化に努め、再発防止に取り組んでまいります」とコメントしました。
最終更新:12/25 18:11


