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阪和道の逆走事故、運転手の59歳男性を不起訴処分 「諸般の事情を考慮」過失認定は困難と判断 和歌山地検

12/26 14:00 配信

 8月、和歌山市の阪和自動車道で逆走した軽自動車とワンボックスカーが正面衝突した事故で、和歌山地検は軽自動車を運転していた男性(59)について26日付で嫌疑不十分として不起訴処分としました。

 警察によりますと、大阪府和泉市に住む男性は8月10日午前6時40分ごろ、阪和自動車道下り車線を軽自動車で2kmにわたり逆走しワンボックスカーと正面衝突し、男性自身と同乗していた母、ワンボックスカーの子どもを含む4人に重軽傷を負わせたということです。男性は危険運転致傷の疑いで逮捕・送検されました。

 和歌山地検は、男性の責任能力について調べるため鑑定留置を実施しました。地検は男性について、罪名を過失運転致傷に変更した上で、諸般の事情を考慮し過失を認定することは困難と判断して、26日付で嫌疑不十分で不起訴処分としました。

最終更新:12/26 14:00

関西ニュースヘッドラインKANSAI

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