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高島屋堺店が61年の歴史に幕 「不便になるやろね」営業最終日に多くの客が別れ惜しむ 『御座候』に1時間待ちも 「地域密着」型百貨店は苦境
01/07 18:37 配信
堺の中心街で長年愛されてきた「高島屋堺店」が1月7日、最後の営業日を迎えました。
1964年の開店以来、61年の歴史に幕を下ろします。
(販売員)「長い間ありがとうございました!愛を込めてお値段つけさせていただきます」
営業最終日の「高島屋堺店」。
特に食料品売り場は、平日とは思えない盛況ぶりで、多くの人で賑わっていました。
(報告:宮本華記者)
「関西発祥の回転焼きのお店『御座候』には70~80人が列をなしていて、およそ1時間待ちだということです」
(Q.きょうで閉店するが?)
(話:来店客)
「やっぱ不便になるやろね。私が住んでいるとことイズミヤもなくなってここもなくなったら。年寄りやから車に乗ってないから大変ですわ」
高島屋堺店が開業したのは東京オリンピックが開かれた1964年です。
南海堺東駅に直結するという地の利もあり、ピーク時には年間の売上高が300億円を超えるほどでしたが、その後のネット通販や消費者の百貨店離れで落ち込みました。
都心の店舗がインバウンドの追い風を受ける一方で、堺店は食料品・地元客が中心だったため、恩恵を受けづらい面もあったといいます。
特設会場では、堺店の歴史を振り返るパネル展が開かれ、思い出を書いて貼り付けるパネルが設置されました。
堺らしく、古墳のワンピースをまとった高島屋のマスコット・ローズちゃんの周りは、感謝の言葉で溢れていました。
(話:高島屋堺店 並司店長)
「本当にたくさんの温かいメッセージをいただいています。
(客から)『本当に61年間ありがとう皆さんも体に気をつけて』と。本当にいい街で素敵な町で商売させていただいたと思っている」
高島屋堺店が去ったビルには、南海電鉄がショッピングセンター「HiViE堺東」を出店する予定だということです。
最終更新:01/08 17:52


