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「過度な株価至上主義」が問題の原因との改善計画書提出 不適切会計のニデック 創業者・永守氏の意向優先する風土も指摘

01/28 18:50 配信

 不適切な会計処理が相次いで発覚した京都市に本社を置くモーター大手のニデックは、内部管理体制の改善とガバナンスや組織風土の改革に向けた改善計画書を、東京証券取引所に提出しました。

 東証は去年10月、ニデックの株式を、内部管理体制の改善を求める「特別注意銘柄」に指定しています。

 ニデックは28日付で東証に「改善計画・状況報告書」を提出。

 「成長を示し続けるための過度な株価至上主義」が、問題の原因になったとしました。

 さらに「短期的な利益を最優先し、目標未達を許容しない企業風土」が、「もの言えぬ風土の醸成を助長させた」とも分析し、去年12月に代表取締役を辞任した創業者の永守重信氏の意向を優先する風土が、ガバナンスや内部統制の脆弱性の原因となり、問題につながったとも指摘しています。

 企業風土の改革に向けニデックは、若手社員がチームリーダーを務め、社員の意見を経営層に伝達する新組織を設立する方針を明らかにしました。

 改善計画書は、ニデックが去年10月に設置した「ニデック再生委員会」が作成したもので、第三者委員会による調査は継続中です。

最終更新:01/28 18:50

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