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【速報】鏡面にある勾玉型の痕跡が過去に出土した銅板の形とほぼ一致 天理参考館所蔵の三角縁神獣鏡3面、富雄丸山古墳から出土した可能性が「極めて高い」
01/30 17:40 配信
天理大学附属天理参考館と奈良市教育委員会は、天理参考館が所蔵している三角縁神獣鏡3面が、富雄丸山古墳から出土した可能性が極めて高いと発表しました。
■三角縁神獣鏡3面は同じ場所に埋葬されていたと考えられる
天理参考館では富雄丸山古墳から出土したと伝えられている三角縁神獣鏡3面を所蔵していて、その3面について奈良市教育委員会と共同で調査をしていました。
天理参考館などによりますと、3面は金属組織が全面に見えるほど研磨がされていたということです。これは通常の銅鏡では珍しく、その力の入れ具合や研磨方法が酷似しているなどのことから、同じ場所に埋葬されていたと考えられるということです。
■勾玉型の痕跡が富雄丸山古墳から出土した銅板の形とほぼ一致
また、3面のうち1面の鏡面にある勾玉形の痕跡が、京都国立博物館が所蔵する富雄丸山古墳から出土した勾玉形の銅板の形とほぼ一致し、錆や変色の状態も一致したということです。
勾玉形の銅板は、全国でも他に出土例がなく、富雄丸山古墳の墳頂部から出土されたことから、神獣鏡3面も富雄丸山古墳の墳頂部から出土した可能性が極めて高いということです。
奈良市教育委員会埋蔵文化財課埋蔵文化調査センター学芸員・村瀬陸さん
「墳頂部の埋葬施設の被葬者像というか、そういったところをより明らかにしていく上で、今回のような成果というのは非常に重要なんじゃないかと思っています」
■富雄丸山古墳からは国内最大の蛇行剣などが出土
奈良市の富雄丸山古墳は、日本最大の円憤で、墳頂部にはヤマト王権と関わりが深い人物が埋葬されていたと考えられていて、これまでに古墳から国内最古で最大の蛇行剣や盾型銅鏡などが出土しています。
(画像は奈良市教育委員会提供)
最終更新:01/30 19:31


