関西ニュースKANSAI

「情報伝達の遅れ」も事故拡大につながった 消防隊員2人死亡の道頓堀ビル火災 最終報告書を公表

01/30 19:05 配信

 「情報伝達の遅れ」も事故拡大の一因としました。

 大阪・道頓堀で去年8月、消防隊員2人が死亡したビル火災で、大阪市消防局の事故調査委員会が、最終報告書を公表しました。

 火災では、西側ビルの地上付近で出た炎が上層階に燃え広がり、東側のビルにも延焼して、消火活動中だった森貴志さん(55)と長友光成さん(22)が亡くなりました。

 事故調査委員会は去年12月、中間報告書で、爆発的な燃焼=「バックドラフト」現象が起きていたと指摘していました。

 最終報告書では、亡くなった2人はバックドラフトによる急激な温度の上昇に視界不良が重なり、パニック状態に陥って退避が遅れたとしました。さらに、現場と指揮本部の間で情報の伝達や共有が遅れたことなど、複合的な要素が重なって事故拡大につながったと指摘しました。

 市の消防局は再発防止策として、VR=仮想現実を活用した訓練システムの導入などを掲げています。

最終更新:01/30 19:05

関西ニュースヘッドラインKANSAI

もっとみる