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低学年児童が同級生から「あほ」「ばか」「しね」 壁に頭打ち付けられるなどのいじめ 市教委は「重大事態」と認定 和歌山・有田市
02/12 20:56 配信
和歌山・有田市教育委員会は12日、市内の小学校で2023年から2024年にかけ、当時低学年の児童が同級生から「あほ」「ばか」「しね」と言われたり、壁に頭を打ち付けられるなどの加害行為を受けていたとして、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に認定した事案があったと発表しました。
市教委が12日に公表した報告書によりますと、市内に通学していた児童は2023年の1年生当時、同級生から「あほ」「ばか」「しね」と言われたり、2024年の2年生当時には同じ同級生から壁に頭を打ち付けられたりするなどの「いじめ行為」にあたる被害を受けました。
学校側は頭を打ち付けられる事案があった当日、児童を病院に連れて行くなどしていませんでしたが、校内で協議し、「いじめ」と認定して市教委に連絡したということです。その後も児童がお腹にサッカーボールを蹴り当てられるなどの行為があり、児童は学校を長期間欠席していました。
こうしたことから市教委は2024年10月、いじめ防止対策推進法に基づき「重大事態」と認定し、事実関係や学校・市教委の対応について調査していたということです。
報告書は、学校側が初期対応に遅れ、保護者の不安に寄り添う対応ができなかったことなどを指摘しています。市教委は「最悪の事態を想定し、迅速かつ慎重な初動対応を行うことが、児童の生命を守るだけでなく、保護者・児童への安心感と学校への信頼構築に直結することを再認識する」などとしています。
最終更新:02/12 20:56


