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【速報】詐欺だと感じ警察相談後も“警察署と同じ電話番号”信用し… 令和最高額の特殊詐欺被害 男性が暗号資産4億4300万円相当だまし取られる 大阪府警

03/06 15:57 配信

 大阪府警は6日、府内に住む60代の男性が、警察官をかたる特殊詐欺で4億4300万円をだまし取られる被害にあったと発表しました。男性は当初不審な電話を詐欺だと感じ、警察署に相談していましたが、その後、警察署と同じ番号から電話が入ってやりとりを続けた結果、多額の被害に巻き込まれたということです。

 大阪府警によりますと、去年9月1日、府内に住む自営業の男性(60代)の自宅固定電話に「渋谷署刑事課員」をかたる男から電話が入り、「運転免許証を落としていないですか。個人情報が悪用されているようです」と告げられました。

 男性は詐欺だと感じて電話を切り、最寄りの大阪府警の警察署に相談。警察から「詐欺の電話です。かかってきても対応せず、現金を相手に渡さないように」とアドバイスを受けて帰宅しました。

 しかし、男性宅の元に再び渋谷署員をかたる男から電話が入ったため、男性が「最寄りの警察署に行って話をしてきた。詐欺の電話してくるな」と伝えると、今度は相談に訪れた大阪の警察署と同じ電話番号が表示されて着信があり、男に「先ほど警察署で話をさせてもらった者です。渋谷警察署からの電話は詐欺ではありません。あなたがマネーロンダリングに関わっている可能性がある」などと言われてSNSに誘導され、警察官の制服姿の男とビデオ通話などをするうちに、今年1月下旬までの間に計4億4300万円相当の暗号資産を相手側に送金してしまったということです。

 先月、似た手口の詐欺事件が起きていることを知った男性があらためて警視庁渋谷署に問い合わせ、詐欺に気づきました。

 警察によりますと、府内では令和以降、最高額の特殊詐欺被害だということです。

最終更新:03/06 16:21

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