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「餃子の王将」社長射殺事件は異例の裁判に 暴力団幹部の被告が被告人質問を拒否
03/23 18:38 配信
「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長だった大東隆行さんが射殺された事件の裁判で23日、殺人の罪などに問われた男に対する被告人質問が実施される予定でしたが、男が質問への回答を拒否し、被告人質問が実施されない異例の事態となりました。
13年前、世間を震撼させた王将社長射殺事件。
特定危険指定暴力団・工藤会系の組幹部・田中幸雄被告(59)は京都市山科区にある王将フードサービスの本社前で社長だった大東隆行さん(当時72)を拳銃で射殺した殺人と銃刀法違反の罪に問われています。
初公判で田中被告は「私は決して犯人ではありません。決してがつきます」と述べ、起訴内容を否認しました。23日は弁護人や検察官が被告に直接質問して、事件の経緯などに迫る被告人質問が予定されていました。
しかし…
弁護士「被告人質問に答える意思はありますか?」
田中被告「ありません」
裁判長「検察官が質問をしたいということですが、供述を一切こばむということでいいですか?」
田中被告「はい」
裁判長「裁判官が質問をしても拒むということでいいですか?」
田中被告「はい」
裁判長「ということであれば被告人質問はしません」
被告人質問に応じないという異例の事態となりました。
これまでの裁判で、検察側は事件現場周辺で、押収されたたばこの吸い殻に付着した唾液のDNA型が被告のものと一致したなどと指摘。一方の弁護側は「被告は事件当日福岡にいた可能性がある」「検察側の証拠はいずれも決め手になるものではない」などと反論しています。
裁判は10月16日に判決が言い渡される予定です。
最終更新:03/23 18:38


