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“紀州のドン・ファン”死亡事件 元妻に2審も“無罪” 「誤って致死量の覚醒剤を摂取した可能性が無いとは言い切れない」1審無罪判決を維持

03/23 19:13 配信

 資産家を殺害した罪に問われた被告に2審も無罪判決です。

 須藤早貴被告(30)は2018年5月、和歌山県田辺市で、夫だった野崎幸助さん(当時77歳)に覚醒剤を摂取させ殺害したとする罪に問われていました。

 2024年、1審の和歌山地裁は、須藤被告が野崎さんに「覚醒剤を摂取させることは可能だった」としつつも、「野崎さんが誤って致死量の覚醒剤を摂取した可能性が無いとは言い切れない」と無罪判決を言い渡し、検察が控訴していました。

 2審の大阪高裁で検察は、野崎さんが自ら入手した覚醒剤を誤って摂取した可能性について、「極めて抽象的な可能性」として1審判決の破棄を求めたものの、裁判は即日結審していました。

 2審判決で大阪高裁は、須藤被告が覚醒剤を注文したあとにYouTubeで”覚醒剤死亡”などと検索していることは、「野崎さんを覚醒剤で死亡させることを考えた行動とみることも出来るが、明確な殺害計画を立てていたとまでは認定できない」と指摘しました。さらに野崎さんが「愛犬が死んだことで精神的に不安定な状態で覚醒剤の使用量を誤って摂取したことは否定できない」として1審の無罪判決を維持し控訴を棄却しました。

最終更新:03/23 19:27

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