関西ニュースKANSAI

「職務質問しようとした警察官に引き倒され負傷」と男性が府を提訴 自転車で走行中に服を引っ張られ転倒か 大阪府八尾市

04/08 15:17 配信

 自転車で走行中に、盗難を疑って職務質問をしようとした大阪府警の警察官に引き倒されケガをしたとして、大阪府内に住む40代の会社員男性が府に賠償を求めて訴えを起こしました。

 訴状などによりますと、男性は2024年5月、飲食店で朝食を食べたあと、帰宅しようと自転車で八尾市の道路を走行していたところ突然、警察官に後ろから服を引っ張られて転倒し、身体を地面に強く打ち付けて立てなくなり救急搬送されました。

 八尾署の男性への説明では、当時パトロール中だった警察官は、男性の自転車のかごに空のペットボトルが入っていたことから盗難を疑い、両手を挙げて停止するよう求めたとしていますが、男性は、通行止めの合図だと考え、左折したところ、追いかけてきた警察官に倒され打撲しました。ヒザにはいまもしびれや痛みが残っているということです。

 男性はその後、大阪府警に苦情を申し立て賠償を求めましたが、提示されたのは休業補償などとして11万円ほどだったといいます。

 男性は、「警察官の行為は職務質問の範囲を大きく逸脱している」として、8日、大阪府に630万円あまりの賠償を求め大阪地裁に訴えを起こしました。

 男性は代理人弁護士を通じ、「私は違法なことは何もしていません。職務質問により一定の有形力の行使が認められるとしても、相手の衣服をつかんでケガをさせることが認められるのでしょうか」とコメントしています。

 大阪府警は「訴状が届いていないため、回答は差し控える」と説明しています。

最終更新:04/08 15:17

関西ニュースヘッドラインKANSAI

もっとみる