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「産前産後の出場禁止期間は設けない」女流棋士の対局規定について検討委員会が提言まとめた最終報告書 タイトル戦に出場できなかった場合の地位の保全は盛り込まれず

04/30 20:35 配信

 日本将棋連盟の女流棋士の妊娠・出産に関する対局規定について、検討委員会が「産前産後の出場禁止期間は設けない」などとする提言をまとめた最終報告書を発表しました。

 日本将棋連盟は2025年4月に、産前6週間から産後8週間までの期間と対局の日程が重なる場合に対局者を変更するという対局規定を設け、妊娠中に不戦敗を経験した女流棋士の福間香奈さんが見直しを要望し、すでに削除されています。

 30日、連盟が設置した規定の見直しのための検討委員会が最終報告書を公表しました。報告書では「当事者の意思と医学的所見などを踏まえて柔軟に対応するのが望ましい」として産前産後の出場禁止期間は設けないことや、女流棋士に妊娠出産に関する相談窓口を設けることなどが提言されました。妊娠している女流棋士が対局の日程や場所などの調整を希望する場合は「様々な要素を考慮しながら可能な限り調整をするのが望ましい」としています。

 一方で、妊娠・出産によりタイトル戦に出場できなかった場合は、次の期に「特別な地位の付与を検討することが望まれる」として福間さんが求めていた地位の保全は盛り込まれませんでした。

 将棋連盟は今回の最終答申を踏まえて今後新たな規定を策定します。福間さんは「要望、及び提案についてご検討いただき深く感謝致します。最終答申については内容を精査した上で後日コメントさせていただきます」として5月2日に会見を開いて説明するということです。

最終更新:04/30 20:35

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