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「関係が悪化すれば原子力事業に悪影響」懸念 関電旧経営陣の金品授受問題裁判で尋問 「不正な発注はなかった」と繰り返す
05/11 18:05 配信
「不正な発注はなかった」と繰り返しました。
関西電力の株主らは、旧経営陣が原発のある福井県高浜町の元助役から、総額3億6000万円あまりの金品を受け取っていたことや、経営悪化の責任をとって減額されていた役員の報酬を補填していたとして約94億円の賠償を、関電も会社として19億円あまりの賠償を求めています。
11日、大阪地裁で白井良平元取締役と八木誠元会長の尋問が実施されました。
白井氏は元助役からの”手土産”の中に金貨などが忍ばせてあり、返還しようと電話をすると「何様だお前はと激高された」といい、「関係が悪化すれば原子力事業に悪影響を及ぼすのではないかと思った」と述べました。
その上で一旦”預かり保管”をして退任時にすべて返還したと述べましたが、返還した際のメモや日記など証拠があるのか問われると、「ありません」と答えました。
八木氏も同様に元助役との関係悪化を恐れ、一旦受け取ったあとに後日返還したといい、「個人的な利益は得ておらず、不適正な取引はしていない」と繰り返しました。
なぜ関電の社内や外部の取締役らに元助役への対応について共有しなかったのか問われると、「正しく事実が伝わらず、憶測を交えて伝わることで元助役を激高させてしまうのではないかと懸念した」などと述べました。
最終更新:05/11 19:09


