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家畜診療所の33歳女性獣医師の自殺 長時間労働が原因だとして淡路労働基準監督署が労災認定 遺族が会見「娘の命の火が消えた重みを受け止めて」
05/15 16:56 配信
兵庫県の家畜診療所で獣医師として勤務していた女性が自殺したのは長時間労働が原因だとして、労基署がことし1月に労災を認定していたことがわかりました。
遺族や代理人弁護士によりますと、兵庫県農業共済組合の南あわじ家畜診療所に勤めていた獣医師の女性(当時33歳)は、2023年8月、自宅で自殺しました。女性は、2023年4月に南あわじ市内の診療所に異動してから時間外労働が増加し、亡くなる直前には1カ月間の時間外労働が少なくとも97時間に達していたということです。
遺族らが15日会見を開き、淡路労働基準監督署が今年1月、女性が自殺したのは仕事量の急増で心理的負担が強くなり、持病が悪化したことなどが原因として、労災認定したことを明らかにしました。
亡くなった女性獣医師の父親は会見で、「娘の命の火が消えた重みを組合にはしっかりと受け止めてもらいたい。獣医師の労働環境が改善に向かうのなら娘の死も少しは報われる」と述べました。遺族は、女性が異動する前に勤めていた診療所では多い日で1日69頭の牛を診察していたことなどから、「以前から長時間労働があったことは明らか」として今後、県農業共済組合に損害賠償を求める方針です。
県農業共済組合は「女性が亡くなられたことについてお悔やみ申しあげます。今後、遺族側からアクションがありましたら真摯に対応して参ります」とコメントしています。
最終更新:05/15 16:56


