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大阪府・吉村知事が来年4月の知事選に‶条件付き”出馬表明 国政進出の意向を一転 “条件”は自身の任期中に「都構想」の住民投票を実施すること
05/18 20:30 配信
維新の吉村洋文代表が17日夜、緊急記者会見を開き、来年4月の知事選に‶条件付き”で出馬する意向を表明しました。
大阪市議・西区補選で自民候補にかろうじて勝利 維新への風向きに変化?
17日に投開票された大阪市西区の市議補選。自民の元職を制し、維新の新人・栗田裕也氏が当選しました。
投票率は約24%で、自民との差はわずか163票でした。かろうじて勝ち取った補選。維新への風向きは変わり始めているのでしょうか。
当選の知らせの直後、維新の吉村洋文代表は緊急記者会見を開き、‶条件付き”で次の大阪府知事選挙に出馬することを表明しました。
吉村代表
「私自身も最前線になって訴えていく。次の大阪府知事選挙に出馬をしたい」
維新内部の会合では国政進出の意向を示し、任期満了をもって知事を退任することを示唆していましたが、態度を一転させ、来年4月の知事選に出馬すると発表しました。
吉村氏は今年2月、「大阪都構想」への3度目の挑戦について是非を問うとして出直し選に臨み、当選しています。「大阪都構想」の実現には、最終的に住民投票のプロセスを踏む必要があります。
(Q.統一選と住民投票の同日が条件ですか?同日でない可能性があるが、それでも立候補する?)
吉村氏
「今任期中に住民投票を目指す。その際には私も一緒に出て戦うという考え方」
「(任期中までに住民投票が実施されなかった場合は)新しいリーダーに都構想実現を託したい。つまり僕は知事選挙に出馬しないということです」
知事選への出馬は「いまの任期中に3度目の住民投票を実施する」という”条件付き”だという認識を示しました。
吉村氏出馬の‶条件”は任期中に住民投票を実施すること 果たして実現するのか?
住民投票の実現にはまず、「都構想」の設計図をつくる法定協議会の設置が必要となります。
法定協は、府議会と市議会が可決すれば設置できます。設置案は府議会では3月に、市議会では今月15日にそれぞれ提出されました。
今後、府市両議会で可決されれば法定協議会が設置され、「都構想」の協定書が作成されます。その協定書が再び両議会で可決されると、住民投票を実施する流れとなります。
吉村代表の任期は来年4月まで。それまでの住民投票となると、準備期間はわずか1年未満になります。過去2回、「都構想」の賛否を問う住民投票が行われた際は、約2年の準備期間を経ていましたが、それよりもかなり短くなります。
住民投票の実施に向けては、維新の大阪市議団から協力を得る必要もあります。市議団は知事の続投を望む一方、早期の住民投票の実施には慎重な姿勢です。吉村氏の〝条件付き〟出馬が、思い通りに進むかどうかは見通せない状況です。
最終更新:05/19 13:12


