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学生証の合成写真に母親「おかしい」 「個別教室のトライ」元講師が替え玉受験の疑いで逮捕 自身が受験した英検スコアを教え子の近大入試に不正利用した疑い
05/18 21:34 配信
自身が替え玉受験した英検のスコアを教え子の大学入試で不正利用したなどとして、元大手塾講師の男が18日に逮捕されました。
学生証の合成写真に母親「おかしい」 「個別教室のトライ」元講師が替え玉受験の疑いで逮捕 自身が受験した英検スコアを教え子の近大入試に不正利用した疑い
逮捕されたのは「個別教室のトライ天王寺駅前校」の元講師で大阪市浪速区の野口瑞希容疑者(35)です。
野口容疑者は去年9月、教え子の男子生徒の名前を使って英検2級を替え玉受験し、合格しました。
その後、男子生徒は近畿大学に出願。替え玉受験の英検のスコアは、大学の英語試験の代わりに使われたということです。
捜査関係者によりますと、近畿大学の受験票の写真とするため、野口容疑者は自分と生徒の合成写真を作成しました。入学後は学生証の写真に使われたといいます。
野口容疑者は逮捕後、「私は英検2級に際し、受験生のかわりに替え玉受験をし、近畿大学の出願手続きをしました」などと容疑を認めています。
受験日の英語の点数が低かったため、替え玉受験した英検スコアが採用された
野口容疑者の教え子である生徒は去年11月11日、外部試験利用制度を使って、公募推薦で近畿大学に出願しました。
これは、英検やTOEICなど外部の試験の結果を入試に使える制度です。この際に受験用の写真として野口容疑者と生徒の合成写真が提出されました。そのうえで、野口容疑者が取得した英検のスコアを入力したということです。
生徒は、去年11月22日と23日に近畿大学を受験し、国語と英語の2科目を受験しました。国語については本人の実際の点数が採用されましたが、英語の点数は低かったため、事前に申請していた英検スコアが採用されました。この結果、生徒は去年12月、近畿大学に合格と判定されました。
学生証の写真に母親が「おかしい」
しかし合格発表後の3月30日、生徒の母親が学生証の息子の顔がおかしいと気づき、大学に報告し事案が発覚しました。
生徒は合格取り消しになり、野口容疑者は「トライ」を辞めました。
野口容疑者は警察の任意の調べに対し、容疑を認めているということです。
最終更新:05/18 21:47


