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「習い事にはタクシーで!」 保護者の悩み“習い事の送迎”の強い味方となるか 関西電力が阪急タクシーと協力して「習い事タクシー送迎実証実験」開始 大阪・豊中市

05/22 11:00 配信

 子どもの「習い事」で保護者の多くが負担と感じているとも言われているのが、送り迎え。

 この悩みの打開策になるかもしれない実証実験が大阪府豊中市で進んでいると聞き、取材しました。

 その名も、「カンモビMove(ムーブ) 習い事送迎サービス」。
 この実証実験を企画したのは関西電力で、阪急タクシーと協力し進めています。
 豊中市の一部エリアの小学校に通う児童が対象で、今月29日まで実施されます。

 予約は専用サイトから簡単に申し込みでき、小学校と目的地の最寄り駅付近をタクシーで移動できます。 
 料金は片道500円で、子ども同士で相乗りもできるということです。

■習い事の送迎「パズルのよう」 2人の子どもの母の悩みが解消!?

 取材班は豊中市に住む小学生、中野太心さんがサッカーの習い事に行くところに同行しました。

 普段は自転車を使って1人で向かうか、母親に車で送ってもらうそうですが、この日は徒歩で小学校へ向かいました。すると小学校の前にタクシーが停まっています。

太心さん
「中野太心です」
運転手
「よろしくお願いします」
 タクシーの運転手が名前を確認したうえで、太心さんを目的地まで送り届けます。

 太心さんの母親の良美さんは、自宅で美容室を経営しています。
 共働きで父親も仕事が忙しく、日ごろから送迎は良美さんがしているということです。

良美さん
「子どもが2人とも性別が違うので習い事をしていることが様々。(スケジュールを)パズルのように埋め合わせるのが結構大変」

 今回初めてサービスを利用した良美さんは、「カンモビMove(ムーブ) 習い事送迎サービス」が太心さんを送迎する間に、娘の心寧さんの食事時間を確保することができました。

(Q.こうやってゆっくり食べさせる時間ある?)
「普段はばたばた。『とりあえず食べて!』という感じで食べさせていたけど、きょうは時間にゆとりがあった」
 
日々忙しい子育てのなかで、良美さんにとって貴重な時間になりました。

 なぜ電力会社である関西電力がタクシーを使った送迎サービスを始めたのでしょうか。

関西電力ソリューション本部 福島健太さん
「地域の課題解決につながる新しいサービスの開発にも取り組んでいる。その中で小学生のお子さまをもたれてる保護者から習い事送迎のサポートを少しでもできないかというところから、今回の実証サービスを開始しました」

 タクシーに乗る太心さんは、無事サッカー教室の最寄り駅に到着しました。

 到着すると、タクシーの運転手が子どもが下車したことを親に知らせる仕組みになっていて、親も子どもの無事を確認することができます。

(Q.サービスを使った感想は)
良美さん
「車の中だと安全だし、子ども1人より送迎して近くまでつれていってくれるのは安心感があります」
(Q.今後もサービス使ってみたいですか?)
良美さん
「使ってみたいです。使うと思います」

 関西電力はこのサービスの結果を通して、習い事以外にも病院や商業施設への展開を検討していきたいとしています。

(「newsおかえり」 2026年5月21日放送より)

最終更新:05/22 11:00

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