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29日(金)から洪水警報・注意報は廃止、「大雨警報・注意報」の役割が拡大 私たちの避難行動にどう影響する?【気象予報士解説】

05/26 19:15 配信

どう変わる?大雨の警報・注意報

 5月29日から、防災気象情報が大きく変わります。これまで大雨の際に発表されていた「洪水警報・注意報」が廃止され、「大雨警報・注意報」がその役割を担うことになりました。

 この変更が私たちの避難行動にどう影響するのか、気象予報士の岡雄介さんの解説です。

「洪水警報・注意報」の廃止と「大雨警報・注意報」の役割拡大

大雨警報が「洪水注意報・警報」の意味を持つようになる

 今回の変更で最も大きな点として、岡さんは「洪水警報・注意報の廃止」を挙げました。

 これまで『大雨洪水警報』のように、大雨と洪水はセットになっていましたが、これから洪水注意報・警報が廃止され、その役割は基本的に「大雨警報・注意報」が担うことになります。

「大雨警報」は小さな川の氾濫や内水氾濫などへの警戒を呼びかける

 では、新しい「大雨警報・注意報」は何を意味するのでしょうか。その対象は私たちの身近にある中小河川です。

 大雨が降ると、大きな川よりもまず、小さな川が先に氾濫をします。その変化はスピーディーにやってきます。ザーザー降りになったら川がすぐに、小さい河川は氾濫してしまいます。その注意・警戒を呼びかけるのが「大雨警報・注意報」です。

 さらに、川の氾濫だけでなく、市街地などで排水が追いつかずに浸水する「内水氾濫」のリスクも示すことになると説明しました。

大きな川には「河川氾濫」の項目を新設

大きな川には「河川氾濫」の項目を新設

 一方で、淀川や大和川のような大きな「洪水予報河川」については、新たに「河川氾濫」という項目が設けられることになります。これにより、河川の規模に応じた、よりきめ細やかな情報提供が実現します。

 結論として岡さんは、「大雨警報が出た場合は、この中小の河川に対する警報、さらには氾濫に対する警報が今出ているんだなということを改めて理解していただきたい」と述べ、キキクル(危険度分布)などで身の回りの危険度を改めて確認するよう促しました。

(「newsおかえり」2026年5月26日放送分より)

最終更新:05/26 19:33

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