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たつの市・母娘殺害事件 新公開画像の撮影場所は近隣住民すら近づかない「橋の下」 事件発覚翌日に撮影 現場から約2キロしか離れず
05/28 17:40 配信
兵庫県たつの市で母と娘が死亡しているのが見つかった事件。警察が27日に新たに公開した容疑者の画像は事件発覚の翌日、現場近くで撮影されたものであることがわかりました。
椅子に座り、膝に手を置く男。27日、兵庫県警が新たに公開した、指名手配中の大山賢二容疑者の画像です。容疑者が撮影された現場には、座ったとみられる椅子が残ったままになっています。
兵庫県たつの市の住宅で、田中澄恵さん(74)と娘の千尋さん(52)が死亡しているのが見つったのは5月19日。司法解剖の結果、2人は13日頃に殺害されたことが分かっています。
警察が千尋さん殺害の疑いで指名手配した住所・職業不詳の大山賢二容疑者(42)は、かつて田中さん宅の隣に住んでいた「元隣人」でした。
ゆっくりと歩く白いシャツ姿の大山容疑者。これまでに警察が公開していた映像は17日の姿です。警察が親子の遺体を発見したのは、その2日後のことでした。
19日、女性2人が死亡しているのが見つかった住宅の前には、規制線が貼られていて、入り口はブルーシートで覆われています。遺体発見の翌日20日も、住宅街は警察や報道陣で騒然としていました。
この日、現場から2キロ程しか離れていない場所で、撮影されたのが、今回、新たに公開された画像です。捜査関係者によりますと撮影された現場は、揖保川にかかる橋の下で、現場には画像と似た椅子が残されたままです。そこは、地元の人も近づかないという場所でした。
(周辺住民)
「ここに50年近く住んでいるけど、降りたことはない。ここには」
「ここを散歩することはあるけど、下に降りることはまず無いね」
「(Q.地元の人は降りたりしない?)しない。まったくしない降りる必要無い、何もないから」
「(Q.ここに降りて座ってる人がいたら?)それはもう、異様というしかない」
住民が不審な人物として撮影していたこの画像。なぜ大山容疑者は、事件発覚後も現場近くにいたのか。
(元警視庁刑事・小比類巻文隆氏)
「意思を持って身を隠そうとしているよりは、そこで休んでいたという印象を受ける」
17日と20日の大山容疑者の服装に注目すると、ズボンは同じ黒ですが、シャツは白から緑に変わっています。
(小比類巻文隆氏)
「犯行の状況から返り血を浴びている可能性が非常に高いが、あんなにきれいな服を着ているところを見ると、明らかに着替えている」
「そういった行動からも、出頭する気はサラサラないと感じた。逃げようという意思はあります、間違いない」
全国に指名手配されてから6日。大山容疑者は今、どこいるのか。
(小比類巻文隆氏)
「潜伏・移動・潜伏・移動を繰り返しているのではないかと。誰も行かないようなところに入り込んで潜伏している、そういった可能性があると思う」
新たに公開された画像の撮影場所から久保光代アナウンサーのリポート
周辺は住宅が立ち並び、橋の上は比較的車の交通量が多い場所です。しかし、昼過ぎから取材を続けているものの、歩行者の姿は一人も見かけません。川辺に降りてくる人も皆無という状況です。
今回、事件現場となった場所は、ここから北に約2キロ。徒歩で約40分ほどの距離に位置しています。容疑者はその場所から、ここまで歩いて移動してきたとみられています。
容疑者が座っていたとされる椅子は、橋の上からは死角になっており、少し下へと覗き込まなければ見えない位置にあります。普段この場所に人がいることは極めて珍しいため、不審に感じた住民が当時の様子を撮影していました。
その後、24日に容疑者の顔写真が公開された際、撮影した住民が「似ている」と気づき、翌25日に警察へ情報提供を行ったということです。
実際に橋の下へと降りてみると、椅子までの道のりは足場が悪く、歩きにくい状態です。足元にはぬかるんでいる場所もあります。
近隣住民への取材では、「この付近に人が降りてくることはほとんどなく、たまに散歩のときに橋を渡るくらいだ」との声が聞かれました。
また、地元の中学生にも話を聞くことができました。以前は夏祭りの花火がこの川辺からよく見えるため、去年まではこの時期だけ河川敷に降りる人がいたそうです。しかし、学校側から「川の付近は危険」と注意喚起を受けていたため、最近は生徒たちも近づいていませんでした。中学生は「今回の事件があってからは、より一層近づかないようにしている」と話していました。
橋の下に立ってみると、コンクリートの構造物に遮られているため、雨風の影響をまったく受けません。さらに日中の強い日差しも遮られるため、外に比べて体感温度が少し下がったように感じられます。
そして、残されているのが、容疑者が座っていたとみられる椅子です。「いつ、誰が置いたものなのか」について複数の住民に確認しましたが、みなさん「椅子の存在すら知らなかった」と話していました。
(Q.住宅がある土手の上の人通りは?)
ほとんど人は歩いておらず、自転車や散歩している方もほとんど見かけませんでした。
(Q.住宅街の辺りに防犯カメラは設置されていない?)
私も周辺を歩いてみたんですが、目視できる防犯カメラは1つもありませんでした。
(Q.その椅子がなぜ置かれてるのかもわかっていない?)
夏祭りのときに、誰かが花火を見る際に置いたのではないかと、住民の方は話されていたんですが、いつ誰が置いたのかはわかっていない状況です。
最終更新:05/28 17:43


