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台風6号は3日未明に近畿地方へ最接近見込み 2日正午から24時間で300ミリの大雨予想 線状降水帯にも注意呼びかけ

06/01 18:54 配信

 台風6号は1日午後、沖縄県の沖合に位置しているとみられ、時速20キロの速さで北に進んでいます。

 今後は進路を次第に東寄りに変え、3日にかけて暴風域を伴ったまま、西日本から東日本に接近する見通しです。

近畿には深夜~未明に最接近 あす中に備えを 

3日未明に近畿に最接近

 台風が接近する前から暖かく湿った空気が流れ込むため、近畿では2日(火)の明け方から、前線の影響により雨が強まるおそれがあります。

 近畿には3日(水)未明に最接近する見込みで、特に近畿南部では2日夜遅くから3日にかけて雨風が強まり、特に3日は暴風に警戒が必要です。

雨・風・波の予想

 気象予報士の岡雄介さんの解説です。

 「台風は今後、北東へと進路を変え、近畿地方への最接近は3日(水)の未明とみられています。場合によっては紀伊半島に上陸するおそれがあり、暴風警戒域が広く、近畿にかかるおそれもあります」

 梅雨前線の影響もあり、各地で警報級の大雨となるおそれがあります。2日正午からの24時間に近畿で予想される雨の量は、多いところで300ミリとなっています。

 最大瞬間風速は陸上で35メートル、海上で45メートルに達し、岡さんは「看板が飛ばされたり、トラックが横に揺れたりするほど」の強さだと説明します。

 高波への厳重な警戒と暴風への警戒が必要です。

2日の通勤・通学時間帯に広く雨 夜間には「横殴り」の強雨に注意

気象予報士の岡雄介さん

 近畿地方では、1日夜遅くから雨雲がかかり始め、2日の朝の通勤・通学の時間帯には広い範囲で雨となる見込みです。

 2日の夜には「横殴りの非常に激しい雷雨となるタイミング」がある見込みです。

 特に警戒が必要なのは、台風が最接近する3日水曜日の未明です。

 岡さんは「皆さんが寝静まっているような時間帯に、台風の雨や風のピークがやってくる。2日は早めに備えを済ませて、できる限り安全な場所で夜を過ごしていただきたい」と警戒を呼びかけました。

「線状降水帯」発生に注意 深夜の接近で「直前予測」では手遅れの場合も

線状降水帯にかんする情報

 今回の台風では、線状降水帯の発生にも注意が必要です。

 気象庁はこれまで、発生の半日前に都道府県単位で可能性を知らせる「半日前予測」と、発生の最大30分前に発表する「発生情報」を発表してきました。

 これに加え、先月29日から新たに「直前予測」の運用が始まりました。

 これは、線状降水帯発生の2〜3時間前に、より詳細なエリア(市町村をまたぐ範囲)で危険性を知らせるものです。

 この情報が出た際は、「避難など防災行動」を取ることが求められます。この直前予測は半日前予測よりも精度が高く、地図上に危険なエリアを明示できるレベルだということです。

 しかし、今回の台風のように夜間に危険が迫る場合、「発生情報」が出てからでは、周囲が真っ暗で避難自体が危険になる可能性もあります。

 そのため「半日前予測」が出た段階で、早めに安全な場所へ移動することも重要です。

新しい防災気象情報

 先月29日からは、新たな防災気象情報の運用も始まっています。

 最も高い警戒レベル5「緊急安全確保」は、すでに災害が発生または切迫している状況で、命を守るための最善の行動をとる必要があります。これは従来の「特別警報」に相当します。

  レベル4「避難指示」の段階で、危険な場所にいる人は全員、避難を完了させる必要があります。レベル3「高齢者等避難」は、高齢者など避難に時間のかかる人が避難を開始する目安です。

 新たな運用となってもこれまでと変わらず、普段から地域のハザードマップを確認し、警戒レベルに応じた行動を理解しておくことが重要です。

最終更新:06/01 18:54

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