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高知・1歳児死亡の衝突事故 運転の男の裁判で禁錮7年求刑 「運転支援システム」起動させハンドル操作誤る
06/03 16:45 配信
車を運転中に靴を履き替えようとして対向車線の車に衝突し、当時1歳の男の子を含む一家4人を死傷させた罪に問われている男の裁判で検察は、禁錮7年を求刑しました。
起訴状などによりますと無職の竹﨑寿洋被告(61)は2024年9月、高知県香南市で車を運転中に、「運転支援システム」を起動させた上で、靴を履き替えようとしてハンドル操作を誤り、対向車線に飛び出して、車に衝突しました。
竹﨑被告は、この事故で神農煌瑛ちゃん(当時1歳)を死亡させたほか、両親ら3人に重軽傷を負わせたとして、過失運転致死傷の罪に問われています。これまでの裁判で起訴内容を認めています。
3日の公判では煌瑛ちゃんの母親で自身も重傷を負った神農彩乃さん(39)が被害者参加制度を利用して意見を述べました。
彩乃さんは「被告には命を預かって運転する意識が最初から欠けていた。走行中にズボンや靴を脱ぐのは理解が出来ず、常軌を逸している。通り魔や無差別テロと何が違うのかと思ってやまない」、「私たち家族の苦しみは一生終わりません」と涙ながらに話しました。
また「運転支援システムは事故を無くすために開発されたはずで、(被告の行為は)過信ではなく悪用です」「現行法で最も重い判決を下していただきたい」と訴えました。
そして検察は、事故直前の被告の行動について「全く必要性が認められない目的のため、ハンドル操作を誤る恐れが高く、前方左右を注視するのは極めて困難な体勢をとった」、「曲芸運転とでもいうしかないような、一般人の感覚では考えられず極めて危険」と指摘し、禁錮7年を求刑しました。
一方、弁護側は「被告は遺族へ謝罪の意思を示しているほか、一定の社会的制裁を受けている」と主張しました。竹﨑被告は最終弁論で「私のいい加減な運転でこのような事故を起こしてしまい、本当に申し訳なく思っています。取り返しのつかないことをしていまいました。これから死ぬまで一生かけて懺悔していきたいと思っています」と述べました。
判決は7月15日に言い渡されます。
最終更新:06/03 16:45


