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「大阪都構想」の法定協設置案が府議会で可決 吉村知事は今月中開催目指すも維新以外の会派の参加は見通せず
06/04 22:00 配信
「都構想」法定協設置議案が府議会で可決
いわゆる「大阪都構想」の制度設計などをする法定協議会の設置案が3日、大阪府議会で可決されました。3度目の挑戦に向け、維新が突き進む一方、他の党は反対の姿勢を示しています。
可決の際の吉村大阪府知事
3日午後に開かれた大阪府議会の本会議で、注目の法定協議会設置議案が、最大会派の維新などの賛成多数で可決されました。
吉村知事は、大阪都構想の制度案を議論する法定協議会の一回目を今月中旬にも開きたい考えです。
吉村知事
「大阪の未来、成長に向けて、副首都にふさわしい都構想の設計図づくりに着手をしたいと思います」
重要になるのは維新以外の会派の動きです。法定協議会には知事や市長のほか、大阪府と市の2つの議会からそれぞれ9人の議員の参加が必要です。過去の法定協議会には、議席数に応じた割合で各会派の議員が参加しました。
公明党は設置議案に反対
本会議で公明は、「維新の維新による維新のための法定協議会に陥ることは明白だ」と反対。自民も「実質的には2度否決された大阪都構想を再び進めるための協定書作りの場」だとして、法定協の設置に反対を表明しました。
自民の市議団はすでに不参加を表明。公明市議団は「少数会派の意見が取り入れられるよう条件をつける」と表明しました。公明はこれまでに、来年春の統一地方選と「都構想」の同日実施を撤回することなどを参加条件に挙げています。
3日の本会議で、設置議案に反対した府議団が参加するかはまだわかっていません。
取材に応じる吉村知事
吉村知事
「いつでも会議の門戸を開いて待っていますので、反対であれば反対の意見を明確に会議の場でフルオープンで主張してもらいたいと思います」
「独り相撲にみせたくない」維新の思惑 他会派の法定協参加見通せず
法定協議会をめぐる駆け引き
「都構想」をめぐる法定協議会の設置について、ABCテレビの木原善隆コメンテーターは、維新が過去の法定協議会で反対意見を封じ込めた経緯を指摘しました。
木原コメンテーター
「公明党の掲げる条件は、維新は飲めない条件です。つまり参加しない可能性が大きいと思います。自民・公明は何を考えてるかというと、維新の独り相撲にみせたい。維新だけでやっていることで、我々は関知しないという立場を取りたいのです。これに維新側は『参加しないのは職務放棄』だと主張しているのですが、維新は過去2回の法定協で『法定協議会は、都構想の設計図を作る場だから反対意見は言うな』と主張したのです。今になって維新側が参加して欲しいというのは独り相撲にみられたくないからということでしょう。ただ、大阪の将来を決める大事な議題をこうやってすれ違ったまま本当に維新だけでやってしまうのは残念なことだと思いますから、賛否の議論を戦わせてほしいと私は思います」
最終更新:06/04 22:00


