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「音声は聞いていない」から一転・・・ “中傷動画”疑惑めぐる高市総理の対応は「不誠実」 今後の展開、政治ジャーナリストの予想は?
06/05 21:00 配信
“中傷動画”めぐり高市総理「違和感ある」
今年度の補正予算案は5日に成立する見通し。ですが、国会では野党が一部週刊誌で報道されている高市陣営の疑惑追及が続きました。
今年度補正予算案きょう成立へ ほとんどが「予備費」
今年度予算案きょう成立へ
4日に衆議院を通過した補正予算案は、総額3兆1135億円の全額を赤字国債で賄うとしています。このうち3兆135億円が「予備費」とされました。
予備費とは、不測の事態に備えるための項目で、国会を通さずに閣議決定だけで使い道や金額を決められます。
今回は主に、中東情勢の影響を受けるガソリン代など燃料費の補助や、7~9月の電気・ガス代の支援などに充てるとしています。
補正予算案は5日に参議院で採決され、与党に加えて国民民主党などの賛成で可決される見通しです。
「音声は聞いていない」から一転・・・高市陣営の“中傷動画”疑惑
高市陣営の“中傷動画”疑惑を追及
一方、4日以降の国会で野党が厳しく追及しているのが、高市陣営が関与したとされる「中傷動画」問題についてです。
週刊文春は4月29日、高市総理の陣営が自民党総裁選や衆院選で「他候補に対する中傷動画作成に関与した」と報じました。
これに対して、高市総理は5月8日に「他候補のネガティブ情報の発信や動画作成は、一切行っていないと報告を受けている」と否定。さらに、中傷動画を作成した男性について「自分も秘書も面識のない方」と発言していました。
しかしその1週間後、中傷動画を作成した男性がYouTubeの動画に出演。動画の作成と拡散を認めた上で「総理の秘書とオンラインで会議をした」と説明しました。
さらに今月3日には、この男性と高市総理の秘書とされる人物との「オンライン会議の音声」を、週刊文春が有料会員向けに公開しました。
音声データが秘書本人のものかどうか判明せず
この疑惑をめぐり、国会での高市総理の答弁は揺れ動きました。
4日の衆議院予算委員会で、公開されたものが秘書本人の音声データかどうか、野党側から確認を求められた高市総理は「有料会員向け(のコンテンツ)であり、有料会員になろうとは思わなかった」と述べ、音声を確認していないと述べました。
野党側の提出した音声データについても、「文春の規約に抵触してはいけないと思い、音声では聞かず文字起こしで見た」と答え、音声が秘書本人のものかは判明しませんでした。
ところが、5日の参議院予算委員会では答弁が一転。高市総理は「私はオンラインの音声を聞きました」と回答したものの「秘書本人のものか判断は難しい」としました。
さらに「秘書のものとされた音声は(秘書が)私と会話している時より高い声でハキハキして違和感があった」と述べ、秘書と男性とのオンライン会議の有無についても「記録はない」と回答しました。
高市総理「聞いていない」答弁は「不誠実」 政治ジャーナリストの予想する展開は?
政治ジャーナリスト・青山和弘さんの見解は
政治ジャーナリストの青山和弘さんは。高市総理が4日の国会で「音声は聞いていない」と答弁したことについて、「不誠実との批判は免れないだろう」と指摘します。
さらに「SNSの問題は今後の選挙に向けた重要な課題」と指摘し、高市総理は「事実関係を確認すべき」だとしました。
また今後の展開によっては「秘書の参考人招致につながる可能性もある」として、さらなる追及に発展する可能性にも言及しています。
(「newsおかえり」2026年6月5日放送分より)
最終更新:06/05 21:00


