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「餃子の王将」社長殺害事件 検察が無期懲役を求刑「周到に準備された犯行」 田中被告は「傍聴席にいる一人一人の肩つかんで、犯人ではないと伝えたい」

06/29 19:10 配信

 社長が射殺された事件。検察が無期懲役を求刑です。

 特定危険指定暴力団工藤会系の組幹部・田中幸雄被告(たなか・ゆきお)は、2013年12月、王将フードサービスの社長だった大東隆行さん(当時72)を拳銃で射殺したとして、殺人と銃刀法違反の罪に問われています。

 田中被告は初公判で、「私は決して犯人ではありません。決してがつきます」などと述べ、起訴内容を否認しています。

 29日の裁判で検察は、現場付近で押収されたたばこの吸い殻について、形状などからその場で消されたとみられ、吸い殻に付着した唾液のDNA型は、被告のものと一致したと述べました。

 また、田中被告の妻が「事件当日、夫に福岡県内のハローワークに車で送ってもらったかもしれない」と証言したことについて、前後の行動の具体的な説明ができず、あいまいであり信用できないと指摘しました。

 そのうえで、検察は「被告は犯行を否認し、反省の姿勢は一切見られない」「拳銃をあらかじめ入手するなど、周到に準備された組織的計画的な犯行で、強固な犯意が認められ、事件の反社会性は極めて大きい」として無期懲役を求刑しました。

 一方、弁護側は「現場で発見された吸い殻2本は白い灰が見つかっていないことから現場で吸われていない」と指摘、「犯人が被告を陥れるために吸い殻を手に入れ、現場に遺留した」として、無罪を主張しました。

 田中被告は最終陳述で、「私は本当に犯人ではありません。傍聴席にいる一人一人の肩をつかんで犯人ではないと伝えてまいりたいです」と話し、裁判は結審しました。判決は10月16日に言い渡されます。

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最終更新:06/29 19:10

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