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コメの平均価格が5キロ3500円台に 令和の米騒動から一転、新米シーズン前に“値下げ合戦”か 卸売業者は「早く在庫を売ってしまいたい」と思っている?
07/03 17:04 配信
7月に入りまた色んなモノが値上げになっていますが、日本人の主食・おコメはようやくお求めやすい価格になってきたようです。
(リポート)
「大阪・平野区のこちらのスーパーでは、徳島県産コシヒカリが3000円を切って、2807円となっています」
(買い物客)
「私の兄弟がここ(平野区)に住んでいて、コメが安いよって言うから買いに来た」
ほかの銘柄も税込みで3000円台前半。ようやくコメの価格も落ち着いてきた模様です。スーパーでのコメ5キロの平均販売価格はピーク時は4400円台でしたが、そこから徐々に下がり、最新の値段は3590円。3500円台は約11カ月ぶりです。
(買い物客)
「だいぶ安くはなっているかなと思う」
「他のものも値上がりしているから、ちょっとでも(安く)」
「(Q.安いとありがたい?)ありがたいのはありがたい」
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消費者にとってはありがたい話ですが、店側は複雑な心境です。
(スーパーサンコー・西野佳道社長)
「安くなっても前みたいに客が飛びつかない。毎月価格が下がっていくので、また来月下がるだろうという期待で、あまり買わない」
米騒動から一転、今度はどこのお店にも在庫があるので、売りさばくために“値下げ合戦”になっていると西野社長は言います。
(西野社長)
「来月には新米が出るので」
「新米の予想価格が出ていて、今の価格の最安値くらいの値段。新米は2500円前後で販売される」
今出ているコメは“古米”となってしまいます。そこで懸念されるのが在庫過多です。去年こちらのお店では、コメの高止まりが続き、倉庫には大量の銘柄米が眠っていました。もう、同じ轍は踏みません。
(西野社長)
「シビアな発注になっているので、(例年より少ない)数百本単位で発注している。前みたいに在庫が膨らむとかそういうことはない」
マンガのように盛られたご飯!
一方、大阪市港区の食堂では…。
(リポート)
「地元のお客さんで連日賑わうこちらのお店。名物は天保山チキンカツと、”マンガ盛り”のご飯です」
マンガのように盛られたご飯。その重さ約900グラム。「普通」サイズが200グラムなので、4倍以上もあります。定食を注文する場合、「普通」の1.5倍になる「大盛り」はプラス50円。「マンガ盛り」はプラス200円です。
(利用客)
「マンガ盛りは単品470円と書いていたので、結構安いなと思います。ありがたいです。高騰しているから」
赤丸食堂・四宮務店主
ただ、コメの価格が下落傾向といっても、高騰前の価格とはほど遠いといいます。
(赤丸食堂・四宮務店主)
「今月から(10キロ)6200円に下がってきたけど、まだまだ一番安い時は3000円台の時もありましたので」
「以前マンガ盛りも1キロだったけど、(去年から)900グラムにしたりとか。大盛りも無料だったけど、50円いただくような感じ」
「おコメ(の価格も)下がっていただいて、お客さんにもっとお腹いっぱい食べていただきたいなと」
卸売業者には在庫が残り続けている
全国のコメ5キロ当たりの平均販売価格です。6月15日からの1週間で、コメ5キロ3590円でした。11カ月前、去年の夏以来の水準となりました。コメが安くなってきている理由は一体何なのか、専門家に伺います。
流通経済研究所の折笠俊輔主席研究員によると、卸売業者が「早く在庫を売ってしまいたい」と思っているようです。卸売業者には今、コメが高かった時期に買った在庫が残り続けています。この在庫を売り切らないと、3カ月後の新米が出るタイミングで倉庫のスペースや新米を買うお金がなくなってしまうため、仕入値よりも安くなったとしても、小売にどんどん販売しようという動きが出てきているということです。
今後のコメの価格はどうなる?
では今後のコメの価格は一体どうなるんでしょうか?折笠主席研究員によると、7~8月は緩やかに下がり続ける。2025年産のコメが5キロ2800円ほどになるんじゃないか。9月からは新米が入ってくるので、収穫が順調であれば、5キロ当たり3000~3500円。去年と比べると1000円近く下がる水準になる。生産者、消費者にとっての適正価格は3000円台ではないかということです。
(『newsおかえり』7月2日放送分より)
最終更新:07/03 19:12


